のらちん工房 

半農半X‥できることからぼちぼちと、夫婦ふたりでやっている工房です。木製サッシを作ったり、無農薬のお米を育てたり、焼き物を作っています。「ホメオパシーセンター滋賀信楽」も併設しています。日々のことなどつづります。

<木製サッシ>
国産杉使用の二重窓(ペアガラス)のサッシです
あたたかみのある手触りの窓です
引きちがい窓、滑り出し窓、網戸など作ります
新築、改装の際はご相談ください

<無農薬のお米>
高地である信楽の山々の美しい水と愛情をいっぱいこめて
安心で美味しいお米づくりをめざしています

<陶器>
ずいぶん前からぼちぼちと夫婦の共同作業です
引き出物など承ります

<ホメオパシー療法>
「ホメオパシーセンター滋賀信楽」を併設しています
ホメオパシーとは、世界で広く使われている代替療法です
「同種療法」で自己治癒力のアップをお手伝いします
JPHMA(日本ホメオパシー医学協会)認定ホメオパス 村木奈々子

<<<お問い合わせ>>>
滋賀県甲賀市信楽町小川376
村木幹也 村木奈々子
nana.m@nike.eonet.ne.jp
TEL 090-3820-2817
090-1140-8534 (木製サッシ)

デイサービスセンター陶芸教室での楽しみは利用者さんとのおはなしです。
長い人生送ってきた方たちのお話は興味深いものがあります。
満州生まれの方、九州の方、宮城県の方、いろんなところで生まれて
生きてきた方が今、ここで一緒に過ごしている不思議。
ついついどんな人生を送ってきはったのか知りたくなって、
「何なにさんは恋愛結婚ですか?」とか
「どんな子どもでしたか?」
とか質問ばかりしてしまいます。
「私は恋愛なんかしたことありませんねん。好きも嫌いもない、親がいいという人と
一緒になっただけ。」
「でも、たくさん子ども生んではるやん。」
「そらまあ、、、、。子どもくらいは生みますわなー。」

子どもの時の満州での暮らしぶりを詳しく語ってくれるKさん。
Kさんはしわしわの顔のヒョウ柄好きのかなり個性的な方。
「豚の顔があんた、大きなお鍋の中でグツグツ煮えてて、その豚の鼻から
湯気がぶわーぶわーっと噴いてるのを見て、子どもながらにびっくりしてなー、
あれは忘れられんわー。」
「本を読むのが好きでなー、ペチカにもたれて本ばっかり読みよったら
お母さんに叱れてなー、手伝いもせんと本ばっかり読んで!って。
あの頃は意味もわからんのに「女の一生」なんか読んでたんよ。」

いろんな話が私の中ではまるで映画のワンシーンのようにしっかり焼きついています。
手を動かしながらいろんなおはなしに花が咲きます。

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中でもとても魅力的な男性お2人とのおはなしは、ほんとに楽しく、いつも勉強になります。
90歳手前のT原さんはデザイナーさんだったとか。
口から出るのはいつも、深い思索をし続けてきた人の言葉。
体をこわしてしばらく休養されていて、久々に筆を持ってもらいました。
「僕は書が好きですねー。筆をおろすときには自分の正義感、思想、すべてを
出す時。なんにもないと手が震えますね。自分を持ってないと字は書けませんねー。」
T原さんは「美」とは何かを問い続けてきた方。
昔に趣味で作った陶の作品はそれはそれは美しい端正な形の器です。
「僕は未だに形見になるようなものは作れていませんねー。」
まだまだ追求する根っからの美の探求者です。
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年をとって、思うように作れないジレンマがT原さんの新たな境地を開きます。
ご自分が作ったことも忘れて般若と対話するT原さん。
「なかなかおもしろい顔をしていますねー。この般若は。
ただ怖いだけじゃない何かがありますねー。」と。
「僕のおやじはいつも言ってましたね。自分の考えだけでは
限界がある。先人たちが何をやってきたかを勉強しなさいと。」
確かにT原さんの収集物はすばらしいのです。
なんと魯山人の器も持っておられたようです。
T原さんの目は本物を求める目です。
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T内さんのおはなしがこれまた大変おもしろいのです。
ダンディーな60代後半のT内さんは生け花が趣味、日本酒をこよなく好む、粋な方。
「私はきれいなものが嫌いなんですよ。何でもちょっと曲がったり変な形のものが
好きなんですよ。」
「でも、そのちょっと変わったものっていうのはバランス感覚がないと作れないでしょう?」
「そりゃ、バランスだけで生きてきましたから。」
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「そうですよねー。研究が仕事で、趣味にヘラブナや乗馬、生け花に麻雀、
いろんなことやってはったらバランス取らないとできませんよねー。」

「人間、クヨクヨ悩んだって悩むだけ損ですよ。お金がないーって悩んだって
お金は出てこないでしょ?一生のうちにできることなんかしれてるんだから
6割は世のために一生懸命やって、あと4割はまあ自分の好きなことやって、
そしたら2割もいいことしてるんだからそれで充分ですよ。」

「実用新案、特許の申請をするときなんか、昼間そのことをずーっと考えてるでしょ?
でも昼間にはその答えを出さないの。夜寝てる時に夢で答えが出てくるんだよ。
朝起きて夢で見たことをすぐに実行すんの。そしたらちゃーんと答えが出てくるの。
人間、できないことなんてないんだよ。
夢だって自分の潜在意識だかなんだか自分が経験したこと、知ってることしか出てこないんだから
そんな夢みたいな話とか言うけど、それはできるから見るんだよ。」

あまりのすばらしいお言葉に「T内さんはなんでそんな心の余裕のあるポジティブ思考の
人間になったんですか?」と聞きました。
「さーねー?親がそう育てたんとちがう?うちの親は私がやりたいっていうことを
止めたことは一度もなかったしね。悪いことでもいいことでも。
失敗なんてしたことないよ。失敗って思えば失敗だけど、あきらめなければ
できないことはないから、それは失敗じゃないもんね。」

はぁ~、、、、、。すごすぎる、、、。

T内さんは完成した自分の粘土の作品を見て、いつも「あ〜、今日もいいのができた。」
と言います。ご自分がずいぶん記憶が弱っていることもちゃんと知っておられます。

さっきのことを覚えてない、そんな方たちの言葉だからこそ、余計に鮮やかに思えて
「宝物」を見つけたような気分になります。

ところで、おはなしを聞いていると、お二方とも、この年になってもまだ親の存在が大きいようです。
うちの子たち、年寄りになったらどうなんやろう?
こんな気合の入ってない親やけど、、、。

ちょっと前に私が「もう、うちのお父ちゃんは子どもみたいやなー、、、。」
と息子にグチを言ったことがあります。
すると息子は「まあ、そこがいいんちゃう?そんなぐらいでいいやん。」やって。

昔の親と今の親はちがうのでしょうが、、、、。

とりあえず、一緒に釣に行って、息子が釣のプロになりたい、と言っても
「ムリムリ、、。」とは言ってないので、それで許してもらいましょう。















この間の日曜日はオーガニックマーケットin三井寺の日。
今月は賑わいました。テントがいっぱい。
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娘さんたちのお店。
リボンのヘアアクセサリーをせっせと作り、無事出店。
出店料ぐらいは稼がんと、と娘といっしょに季節の蚊遣り器などを素焼きで作りました.
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何はともあれ、出店すると楽しいね。

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そして、今月も豪華企画「オーガニック&つながるマーケット野外寺子屋」が始まりました。
今回は「はるやのゆみえちゃん」の「お産のはなし」
ナビゲータのナナイロさん、「3・11後、人まかせではない生き方、どうやって楽しく生きていくか、
を考えたら、人が生まれて死んでいく、生まれ方、死に方、大事なことかも。」というところから、
4人の子を自宅出産、プライベート出産経験者のゆみえちゃんの、なんでその産み方、選んだん?
というおはなし。いろんなエピソードを交えながらのおもしろいおはなしが聞けました。

横で出店中。時々、話を振られても知らん顔のパートナーさん。
いい感じです。これがはるやの魅力です。

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「やさしいパートナーさんだったら、お腹のなかの赤ちゃんに話しかけたり、
おなかを撫でてくれたりするでしょう?うちのパートナーは一切そんなことは
してくれませんでした。」
ざっくばらんな話に笑いが起こります。
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ゆみえちゃん、最後にすばらしいことを言ってくれました。
かぐや姫という映画(最近のジブリの)のなかで、
「地球でどんなにボロボロの服で、大変なことになっても生きている感覚を味わいたいの。」
というようなことを言わはるシーンがあるそうです。
そこでジーン、、と涙ながらにゆみえちゃん、この言葉を噛み締めたそうです。
「どんなお産でも、帝王切開になったとしても、みんな悩み、苦しみ、喜び、
いろんな思いをして生きてる感覚を思いっきり味わっているはず。
いいお産も悪いお産もない。」

これを聞いて、妹のことを思いました。
妹は第1子を帝王切開で産んでます。
子宮筋腫があるため、リスクがあるなか、下から産みたいと
お産の途中まで挑戦しましたが、最後に帝王切開になったのです。
思い通りにいかなかった悔しさ、自分を責める気持ち、いろんな気持ちを感じたことでしょう。

最近、やっとこさ第2子を授かり、ただいま妊娠中。
「産み方はもうこだわってないよ。前回のお産のことも、もうなんにも引きずってないでー。
生まれてきてくれただけでもう充分。自分がどんな産み方したかなんて
たいしたことじゃない。でも可能性があるなら下から産んでみたい。」と、
今、医大で相談中。けっこう進んでいる病院のようで
筋腫のことを怖がらせずに今のところ、経膣分娩でいく方向のよう。


ゆみえちゃんと同じように私も自分の可能性を試してみたいという気持ちと
自分の体と心の自信を取り戻したいというやむにやまれぬ気持ちで
プライベート自力出産をしました。それはほんとにおもしろい経験でした。

妹はそれを横目に見ながら、自分のお産をする羽目になって、しかも帝王切開。
さぞかしいろいろと思うところがあったことでしょう。
でも、生まれてきてくれた我が子を大切に育て、乳幼児期の大変なアトピーも乗り越え、
それこそ、「生きてる感覚」をいっぱい味わったからこそ、今、肯定感を持って、自分の
お産を振り返っています。
えらいやっちゃなー。
もう何も心配することないです。「どんな産み方になってもいい。下から産めたらラッキーやけど。」と。
たくましくなったなー。我が妹よ!
ほんとに子どもを産み、育てるってどんな形であれ、親をたくましくしてくれるもんですね。
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マーケットで買った「アナベル」
紫陽花の季節です。




久しぶりに犬連れで「あわいさ」に行きました。
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おかげで語り合いにあまり参加できなかった、、。
寂しそうなスピカが気になり、ついつい付きっきりに、、、。

大切な教育のおはなし。
甲賀市の学校統廃合の話が先日新聞に掲載されて
「えー?信楽に小学校が1こだけになるってー?」
「そんな話が出てたんやー」
「いくらなんでも5校を1校にするって強引やわー」
「5年後やったらうちの子、セーフやわー」
そんな話がおかーちゃんたちの間で飛び交っていました。

頼りになる甲賀市の市議さんに詳しくおはなしを聞ける、ということで
あわいさに集まりました。

とにかく「なんでやねん!」と思うことが多いこの頃。
国が60年ぶりに学校統合の指針を改訂したそうです。
それに沿って、地方でもそういう動きになってるらしいです。
少人数は適正な人数ではないらしい。
その「適正」というのも子どものことをほんとに考えての「適正」ではなく、
管理しやすい、教員の数が減らせる、などの大人の都合が言い分で決められている感じ。
地域から学校がなくなるということは、ますます過疎化、老人だけの地域になっていきます。
何が「地方創生」やねん。

決められたことは仕方がない、というスタンスではなく、
いろいろ意見を出し合って、議員さんに伝えるなどできるよねー、というお話でした。


繋がれて飽きあきしているスピカ。次に来るときは一緒にお昼ご飯でも食べようなー。
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