今年最後のデイサービスセンター陶芸教室の日。
iemonさんの力作、とうとう完成しました。
ずいぶん前から構想を練って、イメージを膨らませて作り上げた、
ひ孫さんへの愛の形です。

昨年は出産祝いに兜を作り上げ、次は「鯉の滝登り」に挑戦。

「ガーンと岩があってなー。滝があってなー。ひ孫が鯉を持ち上げてるんや。」
「うーん。iemonさん、それはどういう形やろ?紙に描いてくれませんか?」
「頭の中ではちゃんとできてるんや。ぼちぼちと作るわ。
こりゃ大作やぞ。」

そうして、何か月もかけてやっと完成した力作です。
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やればできる!
iemonさんの手にかかれば、難しいことでも、ひょいとできてしまう。
粘り強さと丁寧さと潔さを併せ持ったiemonさんならではの作品です。
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ひ孫さんの成長を楽しみにしているiemonさん。
「また次が生まれるんや。6月に。最近は間をあけんと続けて生みよるなー。」
「また作らなあかんな。忙しい忙しい。」

先の戦争で海軍に志願しようと思ったら、戦争が終わったというiemonさん。
「誰も天皇のために死のうとは思っとらへんかったやろ。」と。

いつも新聞を読み込んでいるiemonさん。
最近の世界状況を憂えています。
「人間は平和に飽きよったんやろか、、、。」

この年代の方では珍しく一人っ子のiemonさん。
子孫繁栄、めでたいですね。

来年はどんな構想を練ってこられるのでしょう。
楽しみです。
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