今日は窯出し。
デイサービスセンター陶芸教室の作品たち。

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何を作ったか、すっかり忘れておられる方もいれば、
焼き上がりを今か今かと心待ちにしている方もいます。
皆さんの喜ぶ顔が早くみたいです。
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「昔、うちに大きなこけし人形がありました。
思い出しながら作ってみます。」
と96歳超人Y口さん。
底がはずれるようになっていて、へそくりを入れていたそうです。
「こけしいうたら、鳴子こけしやないの~。
首を回したらきゅっきゅっと音が鳴るのよ。」
山形のお米農家生まれのM子さん。

昔話しながら作ったこけし。

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狸作った。まねき猫作った。次はふくろうでしょ。いろんなふくろうできました。
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「もう何にも作るもんあらへんねやけど。
昔からある皿もコップもようけ捨てたし。」
ディサービスセンター陶芸教室の一番古株のI川さん。90歳?
「今日は体がえらいねん。」
と言いながらも、せっかくやから、と机を前にして座って
エプロンつけて、自分に必要なものを吟味して作られます。
「もうごはんがちょこっとしか食べられへんねわー。
小さなごはん茶碗にふたがついたのをこしらえるわ。
それにごはん入れといてチンしたらいいように。
手が言うこときかへんから、ラップがうまいこと切れへんでなー。」
1人暮らしのI川さん。
「さみしいことはあらへんねんけど、、、。」と。
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お花が好きで、植物を大事に育てて、季節の美しい花を持ってきてくれます。
珍しい白い紫蘭を株分けしてもらい、うちにも植えました。
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93歳F原さんのお地蔵さんシリーズ。
第一弾が焼けました。
「先生の娘さんに手伝うてもろて、ええのができましたわ。
ちょっと耳が大きいけれども、、。」
夏休みに娘がお手伝いし、初めて作ったお地蔵さんです。
F原さん、お待たせしました!

次回の陶芸教室はまだまだ先。
明日にでも持って行こうかなー。