真ん中の娘は読書が好きです。
5年生のとき、熱血担任が「ハリーポッター」シリーズを
次から次へと貸してくれたことがきっかけで、本を読むのが
好きになったようです。
私がいくら「コロボックル」シリーズや「大草原の小さな家」シリーズを
勧めても、全然やったのに、、、。

今や、図書館に行ってはたっぷりと物語を借りてきて、
あっという間に読み終わっています。

たまに感想をしゃべってくれます。
「昨日、「月は、ぼくの友だち」、読み終わった。
よかったわ。おもしろかった。」

「へー。どんなおはなし?」

「赤ちゃんの時に両親を亡くしたジョーっていう男の子がおばあさんに
育てられてたんやけど、途中でおばさんのところに1人で行くことになって
そこで大金持ちのおじさんに気に入られて、養子になって会社の跡継ぎに
ならへんかって言われるねんけど、ジョーには月の研究をしたいっていう
夢があるから断ってん。」

「へー。それでどんな研究したん?」

「うーん。月の研究のことは、たいしたことじゃないねん。
この本の大事なところは。
最後のところ、読んでみ!」

訳者あとがきの最後はこうしめくくられていました。

「さて、月かお金か、お金か月か、、、。
あなたなら、どちらを選びますか?」

「ほー。なるほど~。いいなー。いいお話やなー。」

好きなことがあるって、すばらしいなー。

いろんな物語が娘の未来の選択を後押ししてくれそうです。

お父ちゃんも最近、やっぱり陶器しよか!と言い始めました。
お金もいるし、好きなこともしたいし、大人は大変です。