デイサービスセンター陶芸教室。
陶工iemonさん、ただいま天女のレリーフ制作中です。
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ひ孫のために心を込めて作っています。
今回、初めての平面作品に挑戦。

「びわこの向こうに比良山があって、これは竹生島や。
葦があって、かいつぶりがおって、松の木の上に
天女が座ってるんや。天女の羽衣や。」
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「かいつぶりが難しいんや。」と困ってる様子だったので
「こんなんどうですか?」と私が作って貼り付けてみましたが
どうやら、納得いかないみたいで却下。
本格的にかいつぶりの絵を見ながら、納得いくまで作ります。
「小さいとあかん。ある程度大きなかったら意味ない。」
なるほど。ほんまやわ。
遠近法なんて考えてたらあかんなー。
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「いやー。なかなかいい感じになりましたねー。」
「わしも、この天女、我ながらうまいこと作ったなーと思うわー。」

目も悪くなって、手先の動きも鈍くなってるのに、
iemonさんの手に掛かると、独特の魅力が生まれます。

心を込めて作るって大切やなーとしみじみ思います。