秋があわただしく過ぎていきました。
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たわわに実った柿も暇がなくて、全部取りきれず、、、。
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よく雨が降った秋でした。
おかげで柿取りの最中に虹が出たー!

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デイサービスセンターではわいわい言いながら、
来年の干支をみなさんに作ってもらい、
今年中に焼成するつもり、、。(焦ってます。)
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学童保育ではフェスティバル出品作品をやいやい言いながら、
子どもたちと一緒に作り、なんとか無事出品。
(好きなことしかしない人たち相手です、、、。)
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お父ちゃんも木製サッシの仕事、バリバリこなし、
「はぁ~。毎日忙しいなー、、、。」とため息が出る今日この頃、、、。
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そんな時にKu童さんからハガキが届いた。
勤労感謝の日に働き者に塩ラーメンをごちそうするから来てください、とのこと。
「しゃーないなあ。Ku童さんにつきあうかー。」
祝日の日、お昼に長男抜きの4人でKu童さん宅へ。
「Ku童さん、来たでー!」
かまどから湯気がモクモクと立っています。
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囲炉裏を囲んで特製塩ラーメンをいただきます。
「うわ!スープがめちゃくちゃ美味しい!」
骨付き鶏肉と昆布1枚としいたけと煮干しと人参1本と塩で取った
ほんまもんのスープ。
あまりのおいしさにゴクゴクと飲んでしまいます。
「さすがKu童さん、こだわりの味やなー!」
「そうだろー!また自慢の1品が増えたわ~。」と嬉しそうな顔。
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ズルズルとラーメンを食べながら、よもやま話。
「うまいもん、食べてるときが一番やで!」

今じゃ、体も思うようには動かせず、立つときも「ヨッコラショ」
1時間動いたら1時間休憩しないともたない身体になったKu童さん。
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この秋の間に、1人で作った窯を見せてもらった。
「え?これ、自分で作ったん?」
「そうだでー。レール付けて引き出し式にしたから、
 身体が不自由でも窯詰めができるでー。」
「、、、、、、絶句。」
「買ったら300万はするで。なんでも作るのが好きやねん。
 体が動くうちは焼きものの仕事したいしなー。」

Ku童さんのパワーには驚かされるばかりです。
どこからその気力が湧いてくるんやろ、、、。

Ku童さんが観たいという「極道めし」という
邦画DVDを借りてきて、先に娘たちと観ました。
なんと、たまたまラーメンが主役だったー。

刑務所のなかでは食べることが一番の楽しみ。
その中で語られる「食べること」に関する思い出ばなし、、、、。
日々の何気ない食事が一番の幸せなんやろなー。
そうは思うものの、忙しくて近頃はろくに料理もできてませーん、、。
ま、そんなときもあるか、と、お父ちゃんが作った味噌汁をみんなで食べてます。

見たかった映画を見て大喜びのKu童さん。
「楽しかったし、泣けました。」と感想文と一緒に返してくれました。

極上の美味しいもの食べて、生きてる感覚、至福感を掴もうとする感覚が
ちょっとわかったような気がしました。

ガンになって、もう7年。
「もうあかんと言いながら7年もたってるなー。」と笑いあいました。
「また自慢の一品ができたら呼ぶわー。」
 Ku童さん、ごちそうさん!