のらちん工房 

半農半X‥できることからぼちぼちと、夫婦ふたりでやっている工房です。木製サッシを作ったり、無農薬のお米を育てたり、焼き物を作っています。「ホメオパシーセンター滋賀信楽」も併設しています。日々のことなどつづります。

<木製サッシ>
国産杉使用の二重窓(ペアガラス)のサッシです
あたたかみのある手触りの窓です
引きちがい窓、滑り出し窓、網戸など作ります
新築、改装の際はご相談ください

<無農薬のお米>
高地である信楽の山々の美しい水と愛情をいっぱいこめて
安心で美味しいお米づくりをめざしています

<陶器>
ずいぶん前からぼちぼちと夫婦の共同作業です
引き出物など承ります

<ホメオパシー療法>
「ホメオパシーセンター滋賀信楽」を併設しています
ホメオパシーとは、世界で広く使われている代替療法です
「同種療法」で自己治癒力のアップをお手伝いします
JPHMA(日本ホメオパシー医学協会)認定ホメオパス 村木奈々子

<<<お問い合わせ>>>
滋賀県甲賀市信楽町小川376
村木幹也 村木奈々子
nana.m@nike.eonet.ne.jp
TEL 090-3820-2817
090-1140-8534 (木製サッシ)

2015年07月

うちの81歳のおばあさんは畑いのちです。
ちょっとした隙間にも何か植えて、年がら年中、何かを収穫しています。
その血を引くお父ちゃん、やっぱり畑が好きみたいです。
家の裏でひそかに畑をしていると思ったら、
ジャングルのようになっていました。
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豆を収穫中。
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えらく立派な葉っぱに育っています。
「ナルナル菌」ぼかしのおかげらしい。
「たんじゅん農法」関連のサイトで見つけた
「ナルナル菌」http://www.narunaru.info/にピンときたお父ちゃん。
昨年購入し、もみがらと糠で培養してボカシを作っていました。
「土は関係ない。微生物や。」
「???ほんまかいな?」と思っていましたが、
どうやらほんまらしい。
裏の土は全然栄養のない砂地。
その砂地でこんなに立派な葉っぱ!
ズッキーニ、うれしい。
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かぼちゃの葉っぱ!
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でもまだ実はなってないらしい。
???なんで?
かぼちゃは食べれるのか、、、、。

今のところ、猿にも鹿にも見つかっていません。
インゲン豆とズッキーニは味が濃くておいしいです。

息子のサッカー県大会も終わり、熱く燃える日々も終わりました。
あー楽しかった。惜しくも準決勝で敗れ、近畿大会には行けませんでしたが
感動の渦の毎日でした。ありがとう。お疲れさま。

そして、また今日から中断していた家の増殖計画を
夏休み中の娘たちという強力助っ人とともに始めています。


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基礎作り。


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屋根張り。

家の中が暗いので、サンルームのような土間を作って
竈もつくって、お犬さんたちも過ごしやすい空間を作る予定。
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木製サッシが初めて我が家に入る予定。ワーイ!






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私の長男は今でこそ、なかなかナイスな15歳ですが、
赤ちゃんの時から小学校に入るまではほんとに手を焼きました。
おこりんぼで泣き虫でかんしゃく持ちで、お友達のおもちゃはすぐに取り上げ、
噛むわ、叩くわ、そのくせ、怖がりで、ひとり遊びができない、
ベビーカーに乗せたら泣きわめき、ずっと抱っこでおっぱい。
なんともやりにくい子でした。
2人で過ごすことに「もう無理!限界!」と少し罪悪感を感じながら、
3歳になってすぐに保育園に入れたのですが、
朝、置いていくときに泣き叫ぶ我が子を見て、私も泣きながら帰ったり、
朝、柱にしがみつく息子を無理矢理引き離して連れて行ったり、
とにかく朝、保育園に連れていくのが大変で、
そんなこんなでほとほと疲れてしまい、結局最後は保育園やめて
家で過ごしました。

ザリガニ取りに行ったり、むかごを収穫しに散歩したり、落ち葉を集めて焼き芋したり、
のこぎりで木を切って何か作ったり、おやつ作ったり、なんとか私も楽しめるようなこと
しながら過ごしました。今思うと、田舎ならではのいい時を過ごしたなーと思いますが、
とにかく、手がかかる密着度ナンバーワンの長男でした。


多分、私自身の未熟さと持って生まれた長男の気質とがあいまって、
しんどいしんどい子育て期間でした。
そりゃあ、今思えば、不安症で神経質で完璧主義で理想主義、
それに加えて、インナーチャイルドが大暴れしてきて、
「抱っこー!」と泣かれると腹が立って、
わがまま言われるとムカっときて、
自分の時間がない、必死でおしめ洗って、
ご飯作って、まるで奴隷のような気分で。
アトピーの世話も必死で、食物制限も必死で、、、。
「私の愛情が足りないからこんなにやりにくい子なんやわ」と自分を責め、
きっと恐い顔ばかりしてたんでしょう。
あるとき、「おかあちゃんは僕のこときらいなんやろ。」
と言われ、茫然としたことを覚えています。

今、あの頃の長男に会いたいなーと思います。
今ならあのやんちゃを楽しめるかもしれません。
毎日、大好きやでーと言ってあげられるかもしれません。
子育ては修行と言ったのはホメオパスの寅子先生。
あー、そうやったんやー、未熟なまま親になる人は
子どもに成長させてもらうしかない、となんだか涙が出ました。
私のなかの未熟さ、傷ついたままの感情、
インナーチャイルドのかたまりに気づかせてくれたのは長男でした。
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そんなこんなで小学校時代に突入。
なぜか小学校は機嫌よく通い始めました。
そのころ、友人家族「はるや」の子供たちはホームスクーリングを始めていて、
学校行かない選択をし、ホームスクーリングの素晴らしさを見聞きしていたので
「学校なんかに行かせてうちの子の可能性の芽が潰されたら、、、。」
とか「言われたことしかできひん子になるかも、、、、。」とか
ネガティブな感じで学校を捉えていました。
でも、ホームスクーリングでやっていく力量はないし、
何より子どもは機嫌よく通っているので
流れに身をまかせ、もし、子どもが学校いやになったら
ホームスクーリングでがんばろう、ぐらいに思っていたのですが
そんな日は来ませんでした。

学校教育に関しては今でも不満に思うことあります。
本当の意味での子どもの学びにはもっとすばらしい方法があることはまちがい
ないと思います。フリースクールやホームスクーリングで模索していることは
きっと、子どもの教育の最先端やと思います。
これからの時代、いろんな選択ができるようになったらいいなーと思ってます。
どんどん力量のある人たちには道を切り拓いてもらいたいです。
自分の意思をしっかり持った子どもたちはどんどん新しい道を行ってもらいたいと
思っています。そんなパイオニアの方たちのおかげで選択肢が広がり、
気楽な気持ちになれることはありがたいことです。
ほんとうに子どもを大事にし、一人ひとりが尊重される世の中になることを
願いつつ、、、。
私のようなインナーチャイルド満載の母親の「あれ?けっこう学校もいいやん。」
という話もちょこっと面白いかも?と、書いています。

とにかく子育てに必死で、理想的な教育を求め、しんどくなりがちな私でしたが、
うちの子どもたちはそんな私の理想や考え方や好き嫌いや人に対する偏見や
いろんな私の枠を打ち砕いてくれたように思います。
学校のすばらしさも教えてくれました。

長男が6年生の時の担任は熱血先生で「苦手なことでも、今、目の前のことを
一生懸命にやるんや!」というのが口癖でした。長男は耳にタコができてました。
その先生がロープジャンプ(大縄跳び)の大会に出るんや、
と無理矢理、来る日も来る日も練習させられ、
なんと全国大会で勝ち抜き、東京のNHKスタジオで決勝戦に出ることになり、
親兄弟も一緒に新幹線に乗って、まるでおのぼりさん。
スタジオ収録の決勝戦を応援しました。
揃いのTシャツは「ALL FОR ONE」 クサすぎるーと思いました。
でも、スタジオで子どもたちが一生懸命に跳ぶ姿を見て、胸が熱くなり
涙が頬をつたいました。
なんやー、私も熱血好きやん、、、。

そんなことの繰り返しで学校行事で何度涙を流したことか、、、。
音楽会では子どもたちの歌声聞くだけで泣けてきて、
卒業式では嗚咽して、、。
あんなに敬遠していていたスポーツ少年団のサッカー観戦が
今ではやみつきに。
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そして、昔は苦手やなーと思っていたママ友たち、ちょっとちがうわ、と思っていた人たちとも
今では大の仲良しになっています。
一緒に子どもの成長を見守り、感動をともにしてきたからこその友情です。
不思議なもんです。あんなに疎外感を感じていたのに。
田舎の学校ならではの話かもしれませんが、
子どもたちのおかげで私は自分の枠が広がった気がしています。

何かで見たか、聞いたか、「子どもが健やかに成長するためには周りに30人の大人がいるといい。」
という言葉が心に残っています。

今、長男は15歳になりました。
友達が好きで、サッカーが好きで、学校が好きで、釣りが好きで、先生も好きで
好きなことがいっぱいの学校生活を送っています。
自分の人生楽しんでます。
恋愛はまだのようです。(遅くていいよー)
これからの人生もきっと楽しくやっていくでしょう。
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化粧が濃くて香水臭くていやだった保育園の先生、
添加物いっぱいのお菓子で息子をつってくれた園長先生、
近寄り難かったスポーツ少年団の監督、ママさんたち、
今、息子に関わってくれたいろんな人たちに感謝の気持ちです。

もちろん、私の周りの切っても切れないような不思議な縁を感じる大切な友人たち、
その子どもたちと過ごした「こどもの時間」は今では夢のようなすばらしい時間でした。

理想の子ども像(青木悦さんの言葉です)を作って、理想の教育をしたい、
いい子育てをしたい、いい母親でありたい、こうでなければ!と、
今思えばマルかバツになりがちな私でしたが、
今は「なるようになる」といいかげんになって、
ずいぶんお気楽になりました。
親バカになりました。


自分1人で育ててきたんじゃないなー、
いろんな人に迷惑かけて、世話かけて、
みんなに育ててもらってきたなーとしみじみ思います。
「あのもっちゃんがな~、、、、。」と思ってくれてる方たちに感謝!

みんなで子育て、それが一番のように思います。
しんどい時はヘルプ!ってことで。

今後ともよろしくお願いします!












未だに興奮冷めやらぬ私です。胸がいっぱいで感動の気持ちがしみじみ。
昨日、我が息子のサッカー公式戦、夏季総体の応援に行き、
息子たちのチームは見事に準優勝したのです。

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中学校最後の公式戦、負けたら引退のトーナメント戦。
どうしてもネガティブ思考になりがち?の私は「あー、これで終わりやなー。
勝ったり負けたりの心配も、もう終わりやなー、、、。」と負けを想像してしまっていたのです。

試合が始まるともう涙が出てきて、「長い間、よーがんばってきたなー」と
勝手に終わる気持ちになってしまって、、、。

ところがどっこい!
チームみんな一丸となって、気持ちが伝わってくるすばらしい試合が続き、
決勝戦まで勝ち進んだのです。
ケガがまだ完治していないキャプテンがテーピングで応急措置しながら
出場し、足がつりながらも必死でゴールを守り、みんなを鼓舞する姿。
蒸し暑さ100パーセント、見てるだけでもクラクラするような真夏のコートを
全力で走る子供たち。ド根性、スポーツ魂です。
応援する親たちはみんな祈る気持ち。感動で目頭が熱くなります。
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決勝戦で先に1点を取られ、ガーン、、。
すると、なんと我が息子が見事なゴールを決め、同点に!!
小学校からずっと一緒にプレーしてきた幼馴染が息子と目を合わせ、
ナイスボールをゴール前に蹴ってくれました。
そのボールを受け、息子は右足を振り抜き、シュート!
「(((o(*゚▽゚*)o)))ヤッター!」
私は恥ずかしげもなく、コートの息子に向かって
「もっちゃん!よーやったー!ナイスー!」と叫びました。
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春の総体でおっちょこちょいが出て、絶対に決めなあかんところで
ゴールを決められず、負けてしまい、青春の涙を流した息子。
中学校最後の夏の大会で力を出し切り、満足なプレーができました。
その後、延長戦にもつれ込み、押してはいたものの、1点が奪えず、
PK戦に。
親が最も恐れるPK戦。
「うちの子が外したらどうしよう、、、。」
我が息子は2番手でした。
胸が飛び出しそうなくらい心臓バクバクし、手を合わせて見守るなか、
バシっと音がするシュートを放ち、しっかり決めてくれましたー!
最後にうちのチームの子が外してしまい、優勝は逃しましたが、
親たちはみんな感動で胸を熱くし、「もう充分。いい試合を見せてもらったなー。」
「こんなすばらしいチームないでー。」と目を赤くして喜びました。
勝ったり負けたり、悔しさ、喜び、辛苦をともにしてきた仲間たち。
「それが一番の宝物やろなー。これからの人生にも役立つでー。」
普段は冷めた目で見ているお父ちゃんもさすがに感動したらしい。
なるほど、スポーツ魂の良さはそういうところかもなー、と思いました。
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最後と思ってたら、上位2チームが県大会に進むそうで、まだまだ続く熱い夏!
「もう負ける気せーへんわー」と息子。

今回の試合の前に「プレッシャー感じてる?」
と聞くと「いやー、楽しみやわー、いけそうな気がするわー。」
と答えた息子。
失敗してもポジティブ思考な我が息子、
それだけでも「えらいもんやなー」と感心していたら、
今回は女神さんが味方してくれていい思いをさせてもらえました。
失敗の分だけ喜びは倍増。
そう思うと前の失敗もありがたい計らいでした。
よかったな。もっちゃん。


信楽のすてきなお店、Cafe あわいさでホメオパシーおしゃべり会を
月に1回、第1月曜日に開いています。
7月もなかなかいい会でした。
まずはこのジメジメした気候、水はけが悪くなっている体のケアについて
頼りになる加賀山ホメオパスがアドバイス。
腎臓のサポートをオススメしていました。
ソリディゴというマザーチンクチャーはアキノキリンソウのエキスですが、
これが腎臓によいのです。
おしっこの問題で困っているときにはオススメです。
アキノキリンソウは喘息の原因などど言われて嫌われてきましたが、
実は不毛な土地を浄化するために繁殖していて、
体も浄化する力があるようで、アトピーの方などに効果あるようです。
このジメジメの時に流行るのが「とびひ」ですが、最近、そんなに聞かないなー、という話。
うちの3人の子は全員とびひになりましたが、長男が一番ひどく完治するのに
1ヶ月以上かかったような記憶があります。
足が全部ジュクジュクになってたような、、、。
とびひもかかりきるとスッキリします。
とびひもやっぱり、なる子はなるし、接触していてもなる必要がなければ伝染りません。
とびひになる必要があるからなるんだ、と受け取って気長に対処していると
あるとき、あっけなく治りました。
その時もレメディー、あれやこれやと飲ませました。
テルミーも役立ちました。
とびひ、けっこういいものです。

子どもの不調、溶連菌感染症の対処など困っていることや興味のあることを
みなさん、話してくださいました。

ある方が「10褒められても1けなされたらダメなタイプの子どもってどうすればいいんでしょうね。」
と。聞いていくと学校がしんどくなって、行ったり行かなかったりしているそうです。
悩みますよねー。親は。
学校に行く、行かない、どちらでも!
「なるようになる」
子どもが機嫌よくしてくれる方へ。
とりあえず、「学校いやや」と思う感性を素直に表現できてすごいと思います。
子どもも大変やと思います。学校ってところは。

うちも「学校いやや!」と言ってくれたらホームスクーリングやフリースクールを考えよう、
と思ってきましたが、そんな日は来ませんでした。
うちの子どもたちは誰も私の理想の、「我が道を行くタイプ」の子どもではありませんでしたー。
うちの子は普通に学校行って、協調性のある、まじめなタイプなので、
学校をエンジョイしていて、なんの話のタネにもなりませんが、
私のように、理想の教育を目指したいけど、覚悟が足りない、自分に自信を持てないタイプ
(インナーチャイルド満載)の人の参考になればと思うので、
次回にでもうちの学校体験談でも書こうと思います。

夏休みが始まりました。
ダラダラできるー!?
ヤッター!
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雨あがりの夕方、末娘が2階の窓から「あ!虹が出てるー!」
「うそー。どれどれ。」
とまた家族みんなで外へ。
「ほんまやー!2重やー!おっきーなー!」
眺めている間にどんどん薄くなっていきました。
みんなで空を眺めるひととき、うれしいことです。







































































































































































































































































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