感慨深いことに、このクリスマス会、20年以上続いているのです。
20代に信楽の「現代壁画研究所」という会社の仕事仲間と
「クリスマス会しよか!」と大きなガス窯が並ぶコンクリートの工場を
飾り付けして、雰囲気出して、鳥の丸焼き焼いて、ご馳走を作って
パーティーしたのが始まりです。
ここ信楽に来て、もう20年以上たちますが、
ここで「自分たちで作って楽しむこと」を教わったような気がします。
本格的野外ライブで聴いたジャズのビッグバンドの演奏。
星空に響きわたるカリンバの素朴なメロディー。
舞台で演奏する気持ちよさ。
臼と杵でつきあげるお餅のあったかさ。
夜空に燃え上がる野焼きの炎。
森の中での手作りの結婚式。
たくさんのすてきな風景が心に残っています。
ふと気が付くと、長い時をここ信楽で過ごしていて、
子どもも産んで、その子どもも大きくなってきて、
不思議な感じがします。(気持ちは若いままなので、、、。)
若いころに、信楽で出会った一風変わった大人たちのおかげで、
一緒にどんなことでも楽しめる友人たちのおかげで、
ずいぶん楽しい時を過ごしてきたなーと感慨深い気持ちになります。
年を取ってきた証拠ですね。
子どもたちが生まれても、楽しむことを忘れない友人たちと
続けてきたクリスマス会。
近年は開発センターの大ホールを借りて、盛大に盛り上がっています。
一品一芸持ち寄りで、誰でも参加型パーティーです。
出たがり屋さんたちがいっぱいで、進行係が苦労するほどになってきました。
すてきな演奏が続きます。
ほんとにゴージャスなクリスマス会になってきました。
この日はうちのデジカメが行方不明になり、ご馳走が撮れずに残念です。
子どもたちのあねご、Fukiちゃんが撮ってくれた写真をアップしますー。
何といっても、子どもたちの演奏する姿には惚れ惚れします~。
赤ちゃんの頃から、ともに育ってきた子どもたち。
はだかの付き合いで、息もピッタリ。
この日、15歳になったHaruくん、バースディライブで熱く
歌い上げます。
本番一発勝負でばっちり合わせるドラムスのFu-ちゃん。
はるやバンドで鍛え上げたドラムの実力。
かっこよすぎるー。
スタイリッシュにキメタ我が息子。
少しくらい音程がはずれても、歌い続ける心意気。
すばらしい!
安定したベースのリズムを響かせます。
舞台下で黄色い声をあげ、踊りまくるおかーちゃんたちに
嫌な顔ひとつせず、疾走感あふれる演奏を披露してくれた息子たちよ!
子どもはどんどん進化していきますが、親は相変わらず、
こんなことしてます~。「シスターセブン」の再来。
10何年ぶりの演奏です。友よ!ありがとう~。
あ~楽しかった。
よい年を迎えられそうです。