久しぶりに図書館で「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」を借りました。
長男が小さいころはよく借りていて
いろいろと参考にしていたものです。
なにせ、何も知らずに始める1人目の子どもの子育ては親も必死です。
力の抜けた感じが漂うこの本は完璧を目指す
まじめなお母さんにはちょうどよくて、
いろいろと勉強になりました。
だけど、長男のアトピーのこととなると、
「まあ、てきとうにステロイドを塗って治療していくうちに
治っていきますよ。」というスタンスでは物足りず
ホメオパシーの道へと進んだんですが。
先日、細々とやっているホメオパシー相談会に
小さな子ども2人、お母さん、そのお母さん(おばあさん)が来てくれました。
予防接種の害を取りたいということで。
長男のアトピーのことで必死だった頃、
ドキドキしながら、
実家の母親についてきてもらってホメオパシー相談会に
行った頃を懐かしく思い出しました。
その長男も16歳。立派に成長しました。
ありがたいことです。
最近、ホメオパシーの勉強でも、腸内細菌叢のこと、よく取り上げられます。
今、菌ブームのようです。
乳酸菌やビフィズス菌、麹菌が健康ブームでクローズアップされてる一方で
お店には除菌グッズがいっぱい並んでます。
うちみたいにお犬さんが3匹も家の中にいて、
犬くさいわ、服に毛はついてるわ、服は生乾きのにおいがするわ、、、、
となると、このきれい好きな世の中では、すいません、汚くて、、、と
思ってしまって堂々とできない自分がいます、、、。
このところ、あまりにもきれい好きな人が多いなーと感じていたところに
この「ち・お」を読んで、よくぞ書いてくれました!
ありがとう!と思いました。
内容も濃くて、ほんと勉強になりました。
そうやんな~。ばい菌のおかげで私ら生きてるんやんなーと
心強い気持になりました。
最後に山田真さんが
「ぼくはこれまで、ぼくたちのからだには無数の細菌がくっついていて、
恩恵を与えてくれている、と言ってきましたが、からだに細菌がくっついているのではなく、
ぼくたちのからだの本体は細菌だといっても過言ではないのかもしれません。」
と書いておられました。
農業でも菌が大事。
人間も菌が大事。
菌のこと、、見えない世界、不思議な気持ちになります。
菌とともに在るんやな~、、、。