久しぶりにブログ書きます。

日々、忙しく過ごしていると、余裕がなくなりますが、
これだけは何としても!
と思うのが、梅仕事です。

梅がボトボトと落ち始めると、そわそわします。
夕方、犬の散歩しながら、落ちてる梅の実をササッとポケットに拾っていると、
娘が「なんかどろぼうしてるみたいやな、、、。でも誰も拾わへんもんな。」
と一緒に拾ってくれます。

朝、生ごみをコンポストに入れに裏の畑に行くと、
うちの梅と隣の梅が地面にいっぱい落ちています。
それを見ると、「うわ!」と興奮してきて、
大急ぎで拾います。

そんなこんなで拾った梅がたまってきて、梅仕事に追われています。
今年は食べやすい甘めの梅干しを多めに作っています。
今、塩と砂糖に漬けて重石をしているところです。
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梅の香りが台所を占領してくれて、消臭効果抜群です。
娘が数種類のミントを摘んできて、傷んだ梅はミントと一緒に
酵素ジュースにしています。

この季節は梅で忙しい。

そして、今年はさらにお仕事も忙しい。
自分が毎日仕事に行くようになると、
みんなよく朝から晩まで働いてるなーと感心します、、、。

ひょんな出会いから、今、学童保育の先生になってるのですが、
忙しいながらも、なんか与えてもらったありがたい仕事やなーと感じています。

デイサービスの70代男性T内さんの名言、
「できるかできないか、は最初は関係ないですよ。
これは自分に向いてるなーと思うことが大事。
向いてる、と思ってやってるとできるようになってきますよ。」

「私、不器用やから、こんなことできひんわ。」と
尻込みするおばあさんたちに、T内さんがかけてくれはった言葉ですが

「なるほどなー。」と自分を励ますときに思い出しています。

学童保育の枠のなかで、?と思うことは限りなく出てきて、
ルールやら保護者の期待やら常識やらに
押しつぶされそうになりながらも
キワキワのところでせめぎあいながら
なんとか自分らしくやっていけてるところもあって
「なんかこの仕事、向いてるかも!」と
やりがいを感じる今日このごろです。

犬のしつけもきちんとできないし、
自分の子どもに「宿題しなさい。」と言ったこともないし、
なかなかつらいところですが、
大人ってなんやろなー、
しっかりせなあかんなー、
とか、いろんなこと思いながら、
日々、ミミズやら、棒切れやら、お花やらを手に持って
「ただいまー!」と帰ってくる子どもたちを
「おかえり~!」と迎えています。

先日、6月いっぱいで退所することになった3人姉妹の最後の日。
「先生に怒られてもお母さんにぶん殴られても、絶対泣かへんもん!」
ギュッとした気持ちの強い女の子。
背中やら肩に乗ってきて、いつも密着していたから、
お別れのときに、さみしさがこみあげてきて、
私の目から涙があふれ出てきて、お母さんもびっくり、、、。

もう1人の65歳の先生も「私も泣いたらあかん、と思って
がまんしてたのに、つられてしまうわ~。」と
2人で笑い泣きしながら、見送りました、、、。

いつまでたっても、あかんなー、
未熟な大人やなーと情けない気持ちに、、、。
こんなことでは先が思いやられるなー。
やっぱり向いてないかも、、、、。

いろいろ葛藤しながらも、子どもの魅力の虜になってる今日この頃です。