のらちん工房 

半農半X‥できることからぼちぼちと、夫婦ふたりでやっている工房です。木製サッシを作ったり、無農薬のお米を育てたり、焼き物を作っています。「ホメオパシーセンター滋賀信楽」も併設しています。日々のことなどつづります。

<木製サッシ>
国産杉使用の二重窓(ペアガラス)のサッシです
あたたかみのある手触りの窓です
引きちがい窓、滑り出し窓、網戸など作ります
新築、改装の際はご相談ください

<無農薬のお米>
高地である信楽の山々の美しい水と愛情をいっぱいこめて
安心で美味しいお米づくりをめざしています

<陶器>
ずいぶん前からぼちぼちと夫婦の共同作業です
引き出物など承ります

<ホメオパシー療法>
「ホメオパシーセンター滋賀信楽」を併設しています
ホメオパシーとは、世界で広く使われている代替療法です
「同種療法」で自己治癒力のアップをお手伝いします
JPHMA(日本ホメオパシー医学協会)認定ホメオパス 村木奈々子

<<<お問い合わせ>>>
滋賀県甲賀市信楽町小川376
村木幹也 村木奈々子
nana.m@nike.eonet.ne.jp
TEL 090-3820-2817
090-1140-8534 (木製サッシ)

カテゴリ: お米作り

すっかり日が長くなって散歩も気持ちよくなりました。
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「お待たせ~。さあ、行こう!」
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道々、いいものがたくさん見つかります。
真ん中の娘はいつもカメラを手に散歩です。
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今年はいろんな花がいっぺんに咲いた感じ。
こぶし、桜、山つつじ。
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いつもはゴールデンウィークあたりに出てくる筍が
早々と顔出してます。
筍三昧です。
昨日は筍たっぷり肉まん。
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タラの芽発見。おいしそうですが、もっと木が大きくなったら
芽をとらせてもらおうなー。
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田んぼに到着。
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「お米の芽は出てるかな?」
シートをちらっと開けて見てみます。
「まだ何にも出てないなー。」
まだ寒いからかな、、、。
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芽が出てくるのを待ってます。
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明日はお休みの日。
田んぼの畦でヨモギ摘んで団子作りしようかー。
あんこも炊いてなー。
ヤッター!しよしよー。
あんこ好きの娘が喜んでいます。

                     photo by kanoko






お天気のよい休日に急いで田んぼ作業をしました。
次の日は雨+突風らしい。
助っ人がたくさん来てくれました。
気合が入ります。
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今年もポット苗を作ります。
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苗箱に種籾を入れて土をかぶせます。
今年は去年よりたくさん苗を作ります。
植え幅を狭くして、増収穫を狙っています。
(毎年思うようにはいかないのが田んぼ仕事ですが、、、。)
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田んぼに運んで流れ作業。
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少し前に整えておいた苗床の上に橋板に乗って並べていきます。
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気持ちのいい青空の下、ホケキョの声を聞きながら。
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全部並べたら、上からシートをかぶせます。
芽が出てくるまで待ちます。
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周りに棒を立てて、カラス除けの糸を張って出来上がり!
やれやれ、、、。日が暮れる前になんとか終了しました。

種を播いたらとりあえず安心。
これで今年もお米ができるはず。

娘たちはケンカばっかりして、田んぼの中を走りまわり泥だらけ。
長男は高校生になり、部活から帰ってから手伝ってくれました。
信楽を離れて、遠いところまで通学する毎日。
いつまでこんな風に家族総出で作業ができるかなーと
ふと思いました。

大阪から張り切って駆け付けてくれたじーさんも74歳。
並々ならぬ持久力は健在です。
「次は田植えやな!」とやる気満々で帰っていきました。

のらちん工房のお米作りも6度目の挑戦です。
6年前といえば、末娘はまだ2歳だった、、、。
お米作りで歳月を感じる今日この頃です。







いよいよ本格的に始まりました。
田んぼの仕事。
苗床作り。
畔のまわりに1.5M幅の苗床を整えていきます。
まずはトラクターでならして、あとは手作業。
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うわ!冷た!
裸足で入るとまだまだ冷たい。
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「田んぼ、手伝いたいねん!」という奇特な人が
お犬さん連れでやってきました。
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久しぶり~!富男さん。
スピカの兄弟、富男さん。
凛々しくなってー。
もともとこの近くの空き地に捨てられていた子犬の兄弟。
今や、立派な母と叔父になりました。
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太郎と血のつながったおじさんです。
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興味津々の太郎くん。
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なんとなく仲良くなっていきます。

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人間は黙々と働きます。
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だんだん泥が温かくなってきます。
末娘はカメラマンに徹して今日は絶対泥の中には入ってきません。

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助かるわ~。人力作業はやっぱり人手やね。
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力を合わせて50メートルの苗床を整えました。
次は苗作りです。ポット苗に種籾を蒔く作業が待っています。
「楽しかったわー。また田んぼ手伝いたいねん。」
と申し出てくれる奇特な人にまた助っ人頼みました。
























「そろそろあれをやっとかんと、、、。」

木製サッシ、建具作りで多忙なお父ちゃん。
田んぼのことも気になります。

種もみのノギ取りです。
何でも機械があるんやなー。
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次の日に釣り池まで送ってもらう代わりに労働する息子。
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ノギ取りをした種もみを濃い塩水につけて選別します。
浮いてる籾は中のお米が小さいので、沈んだ籾を種にします。
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選別した種籾は今、水に浸かってます。
発芽の準備に入りました。
いよいよ今年のお米作りがスタートしました。
無農薬、無施肥の米作り。
6回目のはじまりはじまり~♪

今年の稲刈りも終わりました。
3枚の田んぼを3日間かけて刈り取りました。
今年は雨が多かったので、グニョグニョの中での稲刈りとなり、
コンバインが入れないところは手刈り部員ががんばりました。
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年寄組が田植えに引き続き、大活躍でした。
田植えのときよりもグニョグニョ度が増していて、足に粘りつく土に
よろけながら、黙々と刈り取ります。
「今年は大変やなー。考えが甘かったなー。もうちょっと楽かと思ってたけど。」
と都会に住むじーさんがちょっぴり弱音。
でも、裸足で暗くなるまで田んぼの中を歩き続けてくれました。
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子どもたちも学校から帰ってきて応援に来てくれました。
すぐに遊び出しますが、心強い助っ人です。
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驚異の体力、81歳。
田んぼ仕事で鍛えた足腰は健在です。
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最終日、晴天の中での稲刈りとなりました。
ドロドロの田んぼの中、
なんとか刈り進むことができました。
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今年もまたいろいろと勉強できました。

田んぼの先輩たちの経験から出た言葉。
「上ばっかり見ててはあかん。下もしっかり見ないとあかん、」
大きく育ってるかなー。いっぱい実ってるかなーと稲ばっかり見るのではなくて、
土壌の状態、水の管理が難しいそうです。
いつ水を抜いて、稲刈りまでに田んぼを乾かすか。
お天気との兼ね合いで難しいそうです。

「わしらの仕事は怒る相手がおらん。自然が相手やからなー。
今年はこれでよしとせえ。」

何十年も田んぼやってきた先輩たちも、毎年一喜一憂してるようです。
「今年は肥料やりすぎて倒れたから、来年は肥料を変えよう。」
「今年はコシヒカリはどこともあかん。ちょうど穂が出た時分に雨が降ったからなー。」

「今年こそは!」と思って始める田んぼ仕事。
新米もベテランも気持ちは一緒のようです。

うちも思ったよりも収量が少なく、お父ちゃん、がっかりしてましたが、
「そんなに最初からうまいこといったらおもしろない。」とかなんとか言って、
「来年はがんばるぞー。」と気合入れてます。

先輩たちに「いくらなんでも無肥料ではあかん。
田んぼの洗浄や言うて、水捨てるなんてもってのほかや。
有機物捨ててもったいない。」
と諭されながら、腐敗の土壌ではなく、
微生物が元気で発酵している田んぼ目指して、
変わり者は、あーでもない、こーでもないと試行錯誤をするしかないようです。

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先日は奈良まで「たんじゅん農法」(炭素循環農法)の研修会に行ってきて
また勉強になったようです。
「もう来年の米作りが始まってるんや。」

今年もツヤツヤの新米をいただいています。



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